アベノマスクVS十万円
アベノマスクはとっくの昔に届いたが、給付金の十万円がまだ届かない。なにをやっとるんじゃ? おそい! おそい! おそいぞ武蔵! じゃなかった、十万円!
と一人、部屋で叫んでいると、姉から電話。
「○○しかじか、○○モリモリ」と、政府の対応のおそさ、行政の怠慢、自分が今、どんだけ金に困っているか、云々、電話越しの姉にぶつけていると、彼女は非常にノンビリした口調で、こう言った。
「ふーん。うちはとーっくの昔に十万円は届いたけど、アベノマスクはまだ届いてないのよ~。いっしょやね~」
い、いっしょにすんな! ならば、アベノマスクをやるから十万円よこせ!
・・と電話を叩き切ったのが、約1か月前。
先日。やっと、やっと、やっと、僕の所にも十万円が届いた。
しかし納得がいかないのは、姉のように5月のはじめにもらった人間と、自分のように7月中旬まで待たされてやっともらった人間の、金額が同じという点である。
年金でも支給年齢が後になればなるほど、金額が上がるわけである。たった2ヶ月のタイムラグとはいえ、やはり、そこは少しくらい、色をつけてくれてもいいのじゃないかと、僕は強く思う。
もちろん、ここでいう色をつけろとは、お金や物品のことであり、姉の子供御用達「ドラえもん塗り絵ノート」のことではございません。くれぐれも、政府関係者の方、勘違いされないよう、よろしくおねがいします。